スマホやタブレットをカーナビとして使うメリットデメリット

スマホやタブレットの性能が上がり、マップ系アプリの性能も上がり、気付けばカーナビ専用機よりもスマホのナビアプリの方が使いやすいと感じるようになってしまいました。

しかし、スマホやタブレットをカーナビとして使うことに何かデメリットは無いのでしょうか。

未だにカーナビの需要が残り続けているのは、何かしらメリットがあるからかもしれません。

今回はスマホやタブレットをカーナビとして使うメリットデメリットを本気で考えてみました。

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予算や金銭的な側面

一般的な2DINタイプのカーナビを買うと安くても5万~7万くらいしますし、良い物を選ぶと10万~20万になる商品もあります。

安く済ませようとGORILLAなどのポータブルカーナビを取り付けるのもありですが、それでも2万~3万ほどの出費になるでしょう。

しかし、それだけ金額を出しても内蔵されている地図は自動で更新される訳ではないので、5年・10年使えば、当然5年前・10年前の地図を見ながら運転することになるわけです。

最近では3年間は無料で地図更新をしてくれるメーカーもありますが、まさか10万も出したカーナビを3年で買い換えるわけありませんから、結局は2万前後のお金を払って地図を更新する必要があるでしょう。

実際にカーナビに目的地を設定してカーナビ通りに走行する場面なんて年に数回あれば良い方です。

初期費用とランニングコスト、実際の使用率のバランスを考えてもコスパ悪すぎですので、これは完全にデメリットと言えるでしょう。

スマホやタブレットのカーナビアプリの場合は、言うまでもなく無料で利用できるのが予算的な部分のメリットです。

カーナビタイムなど月額制のアプリもありますが、月額600円で、年間7200円、10年使っても72000円ですから、それで常に最新の地図が利用できることを考えると有料でも圧倒的にコスパは高いです。

ヤフーカーナビなども無料とは思えないほど高機能ですから、利用頻度が高ければ有料にすれば良いですし、利用頻度が低ければ無料を使えば良いですし、気軽にアプリを変更できる点もカーナビアプリに軍配があがります。

10万で買ったカーナビ専用機が使いづらいからといって、また10万出して買い換えられないですからね。

位置情報の正確性

カーナビ専用機メリットは位置情報の正確性が抜群に優れているという点です。

海外では土地が広いため首都高のような入り組んだ道や、長いトンネルなどが少ないため、位置情報だけキャッチしとけばまともなカーナビが作れます。

しかし日本の場合は土地柄なのか、一般道の真上を高速が走ったり、全く別の道がすぐ隣を並走していたり、海の中を走る長い長いトンネルがあったりと、位置情報をキャッチするだけだと自車位置を見失うことがあります。

そのため、日本のカーナビはGPS以外にも様々なセンサーを活用して、GPSが使えないトンネル内でも案内を継続できたり、一般道の真上を高速が走ってるような一見すると下と上のどちらの道を走ってるか分からないような道路でも、しっかり自車位置を特定し続けることができます。

つまり日本のカーナビは相当優秀な能力を持っているということです。

一方でカーナビアプリはまだまだその辺の機能が弱いのがデメリットでしょう。

グーグルマップは加速度センサーを活用しているのでトンネル内でも案内が継続できますが、トンネル内で停車してもナビだけ走り続けますし、交差点などでも信号待ちするとナビだけ先に進んでいくなんてことも結構あります。

ヤフーカーナビに関しては加速度センサーを導入してないのか、トンネル内では完全にストップします。

GPSをキャッチできる所ではかなり高性能なので、交差点などでナビと自車位置がずれるなんてことはまずありませんが、GPSが掴めなくなった途端、全く案内ができなくなります。

しかしカーナビタイムは月額制のサービスなだけあり、iOSだけですが、通常のカーナビと同じようにトンネル内などのGPSを掴めないような状況でもナビを継続できるように改良されています。

公式サイトでandroidへの対応も検討していると記載されていますので、今後他のカーナビアプリなどが対応してくるのは時間の問題かもしれません。

位置情報の正確性に関してはカーナビ専用機に軍配が上がりましたが、街乗り程度であればカーナビアプリでも全く不具合は無いですし、近年の技術進化の速さを考えれば性能が追い付くのは時間の問題でしょう。

使いやすさ・性能面

先ほどの予算の項目でも書きましたが、やはりカーナビ専用機は常に地図が古いというのが完全なデメリットだと思います。

ちょっと正確な情報ではないですが、新品のカーナビでも内蔵されている地図は1年前の地図情報をベースに作られていると聞いたことがあります。

ナビを買って、3年後くらいに新しく道ができたらもうすぐに中の地図だけでも数万出して購入しなければいけなくなるわけです。

実際に実家の近くに最近圏央道という道が新しく出来ましたが、カーナビに道が表示されないので私のスマホを使ってカーナビ代わりにしたことが何度かあります。

ナビゲーションシステムにおいて最も重要な地図情報が一番弱いっていうのはデメリット過ぎるように思います。

一方スマホやタブレットのカーナビアプリは常に地図が最新って言うのは当然最大のメリットなんですが、ネットに繋がることが非常に大きくてリアルタイムで渋滞情報が受け取れるというのも重要なメリットかと思います。

通常のVICSは渋滞情報を受け取るまでにタイムラグがありましたが、スマホやタブレットなどのネットに繋がる機器があればVICSオンラインを利用できるので常にリアルタイムで渋滞情報を受信できるのです。

また、ヤフーカーナビやカーナビタイム、グーグルマップなど主要カーナビアプリは、そのアプリの利用者の位置情報や速度情報などをサーバーに蓄積させることで、オリジナルの渋滞情報を作成しています。

これはアプリの利用者が多ければ多いほど正確な情報になりますので、最近ではカーナビアプリ普及と共に渋滞情報と実際の渋滞状況がかなり一致していますし、到着予定時刻のずれもかなり少ないです。

最近はカーナビ専用機も性能が上がってきているので、音声入力に対応した機器も増えてきましたが、やはりスマホやタブレットは標準搭載っていうのは大きいです。

耐久性

カーナビ専用機はカーナビ専用に作られているので、車内で起こる様々な状況を加味して作られています。

しかしスマホやタブレットは電話やネット閲覧がメインなので、耐久性はかなり低いと言えます。

最も顕著に表れるのは熱などの温度の問題です。

スマホやタブレットの推奨動作温度は0~35℃に設定されている場合がほとんどですが、夏場の車内は50℃~60℃くらいまで上昇すると言われていますし、直射日光が当たるダッシュボードの上は70℃になる場合もあります。

スマホやタブレットは家で普通に使っていても、高温になり過ぎて不具合が起きることだってありますから、最も熱に弱い端末を最も暑い場所で使用するのは故障のリスクしかなく、かなりのデメリットと言えます。

車載専用のスマホやタブレットを考えているのであれば、夏場は積みっぱなしにしないとか、日陰に停める、最初から壊れていい端末を利用するなど、何かしら妥協した使い方になると思います。

あとは一般的には振動に関しても懸念される記事を見かけますが、これに関しては実際に車載スマホを利用している者として、全く問題が無いと言っておきましょう。

デザイン・収納性

カーナビ専用機はダッシュボードに埋め込むようにして装着できますので、非常にスタイリッシュですし、コードなども外に伸びてこないのでデザイン性・収納性の高さはカーナビ専用機のメリットかと思います。

一方スマホやタブレットを車載機にする場合、ダッシュボード上部かエアコンの吹き出し口に取り付ける場合が多いです。

当然充電コードは外から伸ばしますし、音楽を有線接続で聞いているのであればイヤホンジャックとFMトランシッターが線で繋がり、ゴチャゴチャと汚らしいです。

スマホやタブレットをカーナビ専用機として活用するのであれば取り外しの不便さはないですが、メインスマホをカーナビ代わりにするのであれば、コンビニなどにちょっと寄った際にいちいちスマホを外して付けてと繰り返すのは非常に面倒に感じると思います。

そういう意味ではデザインや収納性はカーナビ専用機に軍配が上がると思います。

総評

長々とお付き合い頂きありがとうございます。

結構本気で考えたので、本気度だけでも伝わってくれれば幸いです。笑

カーナビ専用機は位置情報が正確で耐久性に優れているが、地図が古くとにかくコスパが悪いって感じでしょうか。

スマホやタブレットでのカーナビ利用は、ネットに繋がる分地図も最新だし渋滞情報とかもリアルタイムだから超高性能だけど、あくまで電話の為に作られてるから、位置情報とか耐久性とか期待し過ぎないでねって感じですかね。

ただ私個人の意見としては、カーナビ専用機のメリットよりスマホやタブレットを利用するメリットの方が非常に魅力を感じます。

実家の車はカーナビ専用機でしたが非常に古いもので全く使い物ならなかったので学生時代は苦労しましたし、先日ヤフーカーナビを利用して千葉まで旅行に行った際はトンネル内で案内が止まり道を間違えました。(これをきっかけにカーナビタイムに変更)

両方のデメリットを体感したうえで、私はスマホの車載器にメリットを感じていますので、悩まれている方は参考にしていただければ幸いです。

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