最近流行りのスティックPC「Diginnos Stick DG-STK4S」を買ったのでレビューしたいと思います。
結論から書きますが、買って大正解の超お買い得品でした。
「Diginnos Stick DG-STK4S」に限らず、ネットサーフィン程度であればスティックPCで充分だと実感してしまうほど、利便性・性能面・コスパどれをとっても優秀なPCだと思います。
スティックPC「Diginnos Stick DG-STK4S」を実際に使ってみて良かった点、残念だった点をレビューします。
スティックPCを購入した理由
お久しぶりです。
ゆーまです。
今年は1記事目を1月1日に投稿してスタートダッシュに成功したと思いきや、それっきりご無沙汰になってしまいました。笑
ずっと記事にしようと思って放置していたのですが、とうとう噂のスティックPCを買ってしまいましたので、10ヶ月ぶりの更新はスティックPCのレビューで行きます!
私は、仕事用のメインPCは大学時代から愛用しているノートPC「dynabook」なのですが、リビングでネットサーフィンしたりYouTube見たりする用のサブPCは実家から持ってきたXPのデスクトップをテレビに繋いで利用しています。
XPは優秀なのでまだまだ使えると言えば使えるのですが、リビングにデスクトップの本体があるのって結構邪魔なんですよね。
XPを使い続けるのも微妙だし、漠然と買い替えを考えていました。
最初考えていたのは、メインPCをノートからデスクトップに変更して古いノートをリビングに持っていくという案でしたが、よく考えたらテレビに繋ぐのにノートって何か違うなって思い始め、いっそテレビ台も変えてデスクトップの本体をDVDプレイヤーのように収納してしまえば邪魔にならないからデスクトップを買い替えようとなりました。
でも新しくPCを買うとやっぱ7万とか、良い物選ぶと15万くらいするんですよね。
メインPCの買い替えならそれくらい出しても良いですけど、YouTube見るだけのサブ機に10万って!そんな金持ちじゃねーわ!笑
ということで却下。
条件としては以下の3つで探すことにしました。
- リビングで使うのでテレビに繋ぐ前提で
- サブ機なのでなるべくコスパ良く
- テレビ周りがスッキリするようにコンパクトに
この条件に合致するPCというのが、スティックPCだったわけですね。
Diginnos Stick DG-STK4Sのレビュー
まず私がこの機種を選んだ理由ですが、スペックの割にコスパが非常に良いんです。
価格コムの売れ筋ランキングを見ると10月25日現在、「Diginnos Stick DG-STK3」が1位になっていますが、これは私が購入した「Diginnos Stick DG-STK4S」の1つ前の機種です。(現在は廉価版的位置付けのようです。)
▼「Diginnos Stick DG-STK3」
photo by ドスパラ【公式】
色々な機種を調べれば分かると思いますが、どのスティックPCもメモリが2GBというのが主流なんです。
4GBを搭載しているモデルになるとインテルの「Compute Stick STK2m3W64CC」がありますが、価格コム掲載価格で41,487円もします。
▼「Compute Stick STK2m3W64CC」
photo by Amazon.co.jp:Intel Compute Stick
1位の「Diginnos Stick DG-STK3」が2GBとはいえ8,980円で買えることを考えるとかなり高いように思えます。
そこで登場するのが私が購入した「Diginnos Stick DG-STK4S」です。
▼「Diginnos Stick DG-STK4S」
photo by ドスパラ【公式】
同じ4GBを搭載していて、価格コム掲載価格で21,578円、数ヶ月前ですが私が購入した価格でも送料とか消費税とかコミコミで23,339円です。
CPUの部分や4K対応かどうかなど細かな部分で言えば当然インテルの「Compute Stick STK2m3W64CC」の方が高スペックなのですが、今回はコスパ重視だったので非常に満足しています。
4万も出すなら、もう1・2万追加すればデスクトップ買えちゃいますからね。
スペック情報
CPU種類:Atom x5-Z8500(Cherry Trail)
CPU周波数:1.44GHz
二次キャッシュ容量:2MB
コア数:4コア
メモリ容量:4GB
メモリ種類:DDR3L
ビデオチップ:Intel HD Graphics
CPUスコア:1695
ストレージ容量:eMMC:32GB
無線LAN:
IEEE802.11a(54Mbps)
IEEE802.11b(11Mbps)
IEEE802.11g(54Mbps)
IEEE802.11n
IEEE802.11ac
OS:Windows 10 Home 64bit
外部端子:HDMI端子・USB3.0(2ポート)
使用感と注意点
サイズ感ですが、手のひらに乗り切るくらいです。
▼サイズ比較
▼外装01
▼外装02
使用方法としては晩酌時の動画閲覧がほぼ100%を占めていますが、今の所動画を見てフリーズしたりとかは基本的には無いです。
ただ色々なレビューでも散見されますが、熱が籠りやすく本体が熱くなりやすいです。
しかし、1世代前の「Diginnos Stick DG-STK3」には冷却ファンが付いてないのに対して、「Diginnos Stick DG-STK4S」には冷却ファンが付いているので熱暴走するほど高温になることはないです。
ただこの冷却ファンが逆にデメリットと感じている方も多いみたいで、その理由としてはやはり音ですね。
静かな部屋などで起動すると確かに気になるかもしれませんが、私の場合は動画閲覧がメインなので、動画の音量でかき消されて全く気になりませんでした。
どうしても静かにしたいという方は1世代前の「Diginnos Stick DG-STK3」を検討しても良いかもしれませんね。
金額もかなり安いですし。
あとストレージ容量が32GBというのも人によっては少ないと感じる場合もあるかもしれませんが、容量の少なさに関してはクラウドストレージや外付けHDDを使えば問題ないですし、私はUSBポートを空けたいのでSDカードを入れて保存容量を増やしました。
そもそも動画閲覧がメインなので何も保存してませんが。
他の方のレビューで気になったのが、本体容量が足りなくて大型アップデートができなかったというのを見ました。
私はまだその場面に遭遇してないので、どういうことか正直分かりませんが、32GBで足りなくなったときに増設できないというのは人によってはデメリットになるかもしれません。
Wi-Fiの接続感度に関してですが、アンテナが外についているので、電波を拾えないということはまずありません。
アンテナを邪魔に感じる方もいるかもしれませんが、テレビにつけっぱになることが多いと思うので、そこまで気にしなくても良いのではないでしょうか。
しかし、テレビに刺せばそのままPCというのは、まさに私の探した条件通りですし、なによりコスパが非常に良いのがかなりポイントが高いです。
PCを仕事で使う方などはサブ機としておすすめですが、私はPCの利用頻度が低い方のメイン機におすすめだと思っています。
基本ネットはスマホやタブレットばかりだが、さすがに1家に1台はPCを置いておきたい、でもほとんど使わないのに今さら何万も出して買うのはちょっと・・・
多分今の時代、こういう状態になっている家庭は結構多いと思います。
リビングでのPC利用を考えているのであれば、ぜひぜひスティックPCを検討して見て下さい。
まとめ
- 動画閲覧だけならスティックPCで十分
- 「DG-STK4S」は高性能・低価格
- 利用頻度が低ければメイン機にもなる
コメント