ロタウイルスの症状や子供の後遺症とお風呂・保育園・完治の期間

ロタウイルスの症状や子供の後遺症とお風呂・保育園・完治の期間

小さい子どもの発症率が高いと言われるロタウィルスですが、完治しても後遺症が残るケースも稀にあります。

ロタウイルスの症状が発症した時の食事やお風呂、保育園の登園等どうしたら良いか分からないこともあるかと思います。

そこで、今回はロタウイルスの症状や子供の後遺症、お風呂・保育園・完治の期間など生活上の注意事項を中心に見ていきたいと思います。

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ロタウィルスかと思ったら

子供が腹痛などの症状を訴えた場合、ロタウイルスの可能性が高いです。

しかし腹痛程度の症状であれば、風邪のように素人目で見て原因が分かるほど明確な指標はありませんので、必ず病院を受診して下さい。

病院にはロタウィルスの迅速検査キットというものがあり、便を持っていくことで、15分ほどの時間で診断ができます。

感染予防のため、袋等に入れ、密封した状態で持参しましょう。

ロタウイルスに感染しやすい年齢や、症状に関しては過去に記事でまとめてありますので、詳しくはそちらを参照下さい。

過去記事:ロタウイルスの症状は大人より赤ちゃん~5歳・6歳頃の子供が危険
 

完治するまでの期間

通常1~2週間で自然治癒するのが普通です。

ただし、脱水がひどい場合ショック症状や電解質異常、死に至るケースもあります。

ロタウィルスの症状自体は栄養や水分補給をしっかり行っていれば自然に治る場合がほとんどですが、怖いのは合併症です。

前に挙げた症状のほかに、ロタウィルス完治後も後遺症が残ることもあるようです。

後遺症が残るケース

  • 脱水による意識障害
  • 脳炎・脳症による痙攣や意識障害

いずれの場合も、発達障害やてんかん等の後遺症が残る危険性があります。

2013年5月の国立感染症研究所の発表によると、脳炎・脳症による痙攣を起こしたケースで後遺症が残った症例が38%あり、1~2歳に多く見られるとのことです。

ロタウィルスは脱水の程度や重症度が他のウィルス性胃腸炎より重いと言われています。

5歳までにほとんどの子がかかると言われ、誰もが通る道ではありますが、発症時には重症化しないよう、ワクチンの接種や手洗い、うがい等での予防、発症時は脱水を防ぐ等の対応が重要になってきます。

生活上の注意点

では次に、ロタウィルスと診断された場合の、生活上の注意事項を見ていきたいと思います。

ロタウィルスに感染したときの生活上の注意事項は、重症化を防ぐための処置と、家族や周囲の人への感染拡大を防ぐことに尽きます。

まずはきちんと病院で診断を受け、ポイントを押さえた看護を行いましょう。

食事について

子供がロタウイルスに感染した場合、どのような食べ物や飲み物を与えればよいか判断が難しいと思うので、いくつか例を紹介しておきます。

まず食べ物に関しては、食物繊維を多く含むものがおすすめなので、すりおろしりんごやバナナ等が良いと言われています。

次に飲み物ですが、水分と同時に塩分を補給することが望ましいと言われていますので、イオン飲料や経口補水液等を飲ませてあげるのが良いでしょう。

しかし、柑橘系の果物は吐き気が出やすいため避けた方が良いです。

お風呂について

熱がなく、元気であれば入浴は可能ですが、家族内感染の危険があるため、2週間程度はシャワーにとどめた方が良いでしょう。

浴槽に入れる場合は、家族が全員入浴した後に、お尻を流してから入らせます。

この時、下痢でお尻が皮膚炎等になることもあるので、ぬるま湯で洗い流します。

入浴後は湯船のお湯を流し、浴槽、洗面器、床、イス等を家庭用の塩素系漂白剤を薄めた物で消毒します。

※消毒液は吸い込むと呼吸器系のトラブルを引き起こすため危険ですので、噴霧は避けた方が良いでしょう。

保育園の登園について

基本的には症状が落ち着いてからの登園となりますが、園によって基準が異なる場合もありますので、確認が必要です。

感染力の高い病気ですの、間違っても個人的な判断で登園するのはやめましょう。

医者と園側と相談しながら登園日を決めるが最も正しい判断です。

家族感染を防ぐ

ロタウィルスは感染力が強く、あっという間に家族間で感染します。

特に小さい子どもに対して大人が無意識にやっていることの中に、感染の危険が潜んでいます。

なお、余談ですが、ロタウィルスの「ロタ」とはラテン語で「車輪」を意味するのだそうです。

ウィルスが車輪のような形をしているところから名づけられたようですが、転がり続ける車輪のように、家族や周りの人たちに感染の輪が広がっていかないよう、しっかりと対策を取っていくことが大切です。

家族内に感染者がいる場合は、普段の行動も意識的に見直し、徹底した感染予防の対策を行いましょう。

重要な項目をいくつか箇条書きで紹介します。

  • タオルを使い回さない
  • 患者が口をつけた食べ物をほかの人が食べない
  • スプーン、コップ等は同じものを使わない
  • 歯磨き粉は直接歯ブラシにつけない
  • 患者が触れた場所は消毒する
  • 嘔吐物、おむつ等の処理の際はマスクや手袋を着用する
  • 衣服等の洗濯も、ほかの家族のものとは分けて行う

空気清浄器の効果

最近ではウィルス抑制機能等のついた空気清浄器もありますが、抑制できるウィルスの中にロタウィルスは明記されていないようです。

病院ではヘパフィルターの空気清浄器がクリーンルーム等で使用されているようですが、今のところ一般的な空気清浄器では効果が認められていません。

空気清浄機があるからと、安易な判断で感染予防を怠るのは非常に危険ですので、前述した注意点を意識しながら家族感染を防ぎましょう。

まとめ

  • 完治までは1~2週間くらい
  • 稀に後遺症が残るケースがある
  • お風呂はしばらくシャワーのみが無難
  • 保育園や幼稚園への登園時期は要相談
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