浴衣の着方は男女同じ!右前と左前を分かりやすく解説

浴衣の着方は男女同じ!右前と左前を分かりやすく解説

夏祭りや温泉旅館など、意外と着る機会の多い浴衣ですが、実はあまり着方が分かっていない方が多いようです。

男性も間違えやすいのですが、最も間違えやすいのが女性の浴衣と言われていて、これには色々理由があるのですが、右前・左前という名前の紛らわしさと、和服と洋服での常識の違いなどが考えられます。

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浴衣は右前に着る

まず初めに覚えておきたいのが、浴衣や着物などの和服は男女関係なく皆【右前】で着て下さい。

▼右前の浴衣
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右と左が分からなくなる理由として、言葉が難しいというのが考えられるので、今回は簡単に言葉の意味を解説します。

右前とは手前という意味で、時間的に前ということを指しています。

右側の襟が先に身体にくっつくように手前に入れることを右前と呼び、逆を左前と呼びます。

日本では古来より、和服が右前で死に装束が左前とされていますので、お祭りや花火大会などで間違えないように気を付けましょう。

簡単な覚え方

簡単な覚え方としては、懐に右手が入るように着るということです。

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いざ着ようとすると、右が前か左が前か分からなくなり、右前という言葉だけを覚えていたがために、「右が前か。ふむふむ」と結果的に左前の着方をするというミスが起こります。

私たちはお祭りや旅館で恥ずかしくないように着方を知っていればいいだけで、着付けの先生を目指している訳ではありません。

長々と説明しといて申し訳ないですが、今までのことは全て忘れて、『懐に右手が入るように着る』と覚えましょう。笑

歴史的背景

洋服

洋服の場合は男女でシャツなどのボタンが左右逆についているため、浴衣も男女で逆と思っている人が多いようですが、前述した通り浴衣などの和服は男女共の右前になります。

洋服が男女で逆な理由として、13世紀頃のヨーロッパ貴族の習慣が関係していると言われています。

当時男性は自分で洋服を着ていたので、右利きの人が着やすいように右にボタンがついていて、女性の場合は召使が洋服を着せてくれていたため、右利きの召使に合わせて左にボタンが付けられました。

和服

日本で右前が定着したのは奈良時代の養老3年(719年)と言われていて、これは「衣服令(えぶくりょう)」という法令がこの時代に出されたからとされています。

この法令の中で「初令天下百姓右襟」と書かれていて、これが要するに右前で着なさいという内容になります。

中国では右より左の方が上位であるという考えがあり、位の高い高貴な人にだけが左前を許され、庶民は右前に着ていたという経緯があり、その影響によって日本でも右前の法令ができたとされています。

死に装束が左前の理由

これには諸説ありますが、一般的に言われている説としては亡くなった時だけでも良い格好をさせてあげようという説です。

前述したように中国では左が上位だっため庶民は左前が許されてませんでした。

そこで、亡くなった時くらい階級上位の人たちと同じように左前で着させてあげようと始まったのが死に装束の左前だと言われています。

まぁこれは色々な説があるので、他にも有力な説を知っている人いたらコメントとかで教えて下さい。

まとめ

  • 浴衣は右前
  • 覚え方は『懐に右手が入るように着る』
  • 死に装束は左前
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